2008.06.17

プレカットの在来軸組み工法

観田創建ではのちのち、間取りの変更がし易く、また長期の耐力が高い伝統構法で木組みすることが多いのですが、このお客様の要望で20年〜30年、地震や雨風から安心出来ればそれでよいとのことでプレカットによる在来軸組工法を採用しました。

プレカットによる軸組み工法は非常にローコストなことが魅力です。

ただ、構造材の継ぎ手が制約されるため金物で補強するしかなく、設計では筋かいの入った壁の量を増やす様に心がけます。

そのため、間取りの自由度が制約されることが難しい点です。

しかし、総合的に判断するとM様の場合はプレカットが正解だと思います。