2008.12.11

玄関ファザード

家の正面は板張りにこだわっています。

昔からの集落の中に立つMK邸は廻りの住宅も伝統建築が多く存在します。

周囲との調和を大切にしながら、新しいデザインを取り入れました。

そのためにあえて外壁を道路中心線から3mバックし、米杉の15mmの板を下見板張りにしました。

(※この地域は建築基準法第22条で1階で3m以内は材料に制限があり木を張ることができません

軒裏も杉の無垢材でリボスカラーを2回塗りしています。

また、玄関の前に打ち放しの塀を設置することにより、

玄関の入口を少しだけブラインドにすると同時に

コンクリートの固い雰囲気と無垢材の優しさをコントラストさせました。

また、打放しの塀はコンクリート強度の高いものにすることにより、表面を光らせて、そのコントラストを際立させました。