能登沖地震では、最終的に500軒以上の建物が全半壊という被害に見舞われました。
マスコミは神戸の震災の様に従来の木造建築が全部だめといった論調ではなく、倒壊しているものあるが古くても被害がない木造家屋がたくさんあると言う点が以前と大きく違います。
ただ、木構造の、しかも能登の伝統構法に詳しい専門家はほとんどコメントをしていません。
素人コメンテーターは建築に関するいい加減な発言を控え、マスコミには正確で公平な報道を期待しています。
しかし500軒以上倒れていて、下敷きになった死者が0と言うのは不思議ですね。
さて、昨日は最近施工させていただいたお客様を1日かけて廻りました。
かほく市より南ばかりですので、被害は全くありませんでした。
ただ、ある老人ホームでコンクリートブロックが天井を突き抜けて落ちてきた
そうです。 幸いに誰も居らず良かったです。
以前、改修した業者がブロックを放置して天井を張ったのが原因でした。
その業者も悪気はなく見落としたと思うのですが…
施工業者としての責任の重大さを痛感する地震です。