2007.04.11
IY邸上棟準備
明日はIY邸新築工事の上棟です。私もなんとか現場復帰です。大変ご迷惑をおかけしました。
やはり、FT邸のように3日から4日はかかる為に今日から1階部分を組みだしています。
化粧となる大黒柱とそれを受ける化粧大梁です。
非常に大きい住宅の為に伝統的な継手が多用
されています。シャチ栓継ぎ、追っ掛け台持ち、
金輪継ぎなどです。通常は出来るだけ1本物でくみ上げるようにしていますが、どうしても輸送や材料のサイズの関係で継ぎことを余儀なくされる場合は、伝統的な継手でつなぎます。その方が剛性が高いからです。
写真の変形大黒柱は210mm×150mmです。吹抜けの関係で平物(長方形)の柱を使用しています。
継手の詳細は設計・施工日記で説明していますので是非ここまでの記録と一緒にみてください
大工が一本一本一生懸命に考え、刻んだ住宅は血が通っている感じがして、上棟中は赤ちゃんが生まれるように興奮します。