2009.01.28

YK邸外部の防水フェルト張り


YK邸の外壁はラスモルタルに弾性リシン仕上げです。

メンテナンスの経済性と重視してサイディングを選ばなかったようです。

しかし、サイディングと違って下地は能登ヒバの15mmの板を約13センチ間隔に横に打ち付け、防水シートを張っていきます。

写真は防水シートのアスファルトフェルトを張っています。モルタルの場合は出来るだけ湿気を通しやすいフェルトが適しています。

今後の工程は金網であるメタルラスを止めてモルタルの付をよくします。

次はいよいよモルタルの下塗りです。

下塗りがある程度乾くと誘発目地を作るために木製の目地棒を設置します。

さらに中塗りです。中塗りは仕上げを左右しますので、左官屋さんの腕の見せ所です。

中塗りが乾くと目地棒を外し、シーリング材を充てんし防水と収縮のクッションを作ります。

そしていよいよ弾性リシンを吹き付けて完成です。

薄くふくときれいですが、耐久性を考慮して少し厚めに拭いてもらいます。

このように非常に期間と手間がかかり、天気にも左右されるのが欠点ですが、なかなか良いものでよ。