2008.12.16

MT邸の屋根

軒の出はもちろん出ているにこしたことはありません。

風雨や紫外線から外壁を守ってくれることはもちろん

夏を涼しくしてくれます。

しかし、北陸では湿気を含んだ重い雪が積もるので、長い軒は非常にむずがしいです。

しかし、このお宅では軒が壁からなんと1mも出ています。

そのため、屋根垂木も大きな寸法のものを使用していますが、

何といっても、梁を2段にしてその間に屋根垂木を挟み更に、小梁に引っ掛けることによって持たせました。

結局はその構造は全く見えなくなりますが、安全快適なデザインと一言にいっても非常に難しいものです。