2007.03.30

能登半島地震調査Vol.1

昨日に1日かけてボランティアと現地調査に行ってきました。

門前と輪島でしたが特に門前の被害が激しく予想外です。

テレビの画面とは住民の動揺や被害のすさまじさが全く違っており、同時に住民が助け合っている姿に感動しました。

門前のメイン通りはほとんどの家屋が全壊もしくは半壊、よくて傾いている状態で、行政の再利許可が降りないと生活が出来ない状態です。

また、上下水道が全く利用できずにほとんどの町民が避難しています。

写真は木造在来工法の住宅で、倒壊の代表的な原因である基礎から土台が浮き上がる事と1階と2階の境目で建物が折れ曲がってしまうことにより、梁もはずれて特に1階が倒壊してしまっています。

曹洞宗大本山総持寺祖院です。主だった被害がありません。
頭でっかちで1階は全くスジカイも何もありません。
木造伝統構法のお手本の建築です。

地震で倒壊した建築物を調査してきたので、プログで倒壊に至った原因をお知らせします。