2008.11.22

MT邸の木材製品検査と基礎配筋検査

MT邸新築工事の木材の製品検査をしました。

柱は真壁と言って和室のむき出しになる柱があるのでまず柱を選び、立てる方向を指定します。

柱は杉材で梁は米松材の乾燥材です。

チェックのポイントはあまりにも年輪が荒い木は強度が弱いことと、材料の大きさに対して大きな節がないことです。

意外と節の多さを気にされる方がいますが、子節であればあまり数は関係ありません。

それよりも、我々は「あて」といって後から曲がりやすい年輪がないか、シラタの部分が多すぎないかのほうが気になります。

基礎鉄筋の配筋検査です。

チャックのポイントは縦横のピッチはもちろんですが、角の補強筋や鉄筋と鉄筋の重ねる長さが一番重要になります。

配筋は問題ありませんでしたが、もうひとつ重要な部分は鉄筋と型枠のかぶり寸法です。

コンクリート表面から鉄筋まで何センチ離れているかも重要です。

実際に3センチしか取れていない部分があり、修正してもらいました。