2008.07.16
MK邸の既設外壁
小生の実家を5年ほど前に杉の下見板を張り変えましたが、その前は50年程前のものだそうです。
確かに杉の赤身だけ使用しているという、今では大変贅沢なものです。
赤身とは丸太の芯材の赤い部分で腐敗などに耐久性が高く、それに対して白太は腐りやすい部分です。
今は赤見だけは非常に高価でしかもなかなかそろわないので、赤白混じりの板をリボス等の防腐剤を塗布して耐久性を高めています。
それでもかなりの耐久性が期待でき、しかも乾燥すると隙間が開いて壁の中に新鮮空気を通風し、雨が降ると隙間を防ぎ雨水の侵入を防いでいます。
まさに、先人の知恵ですね。