2008.06.02
韓国の釜山から帰ってきました
釜山といえばアジアの玄関口として、巨大な港湾工業都市
です。
金沢とも今月から定期フェリー便が開港し、身近な街になって
行きます。
様々な小売店が軒を連ね、活気に満ちています。
いろんなものが無秩序に乱立する様はまさにアジアちっくで
整然と都市計画された街より、わくわくして楽しいです。
周辺部の住宅は見て回る時間がなく残念でしたが、ガイド
さんの話や街を散策すると、すべてコンクリートやセメント
でできた住宅です。
韓国は日本と違い湿度が乾燥していることと、気温が
低いために窓を小さくして、暖房効率を高めた住宅が
多いそうです。
また、韓国の伝統的な床暖房であるオンドルも都市部では
見られなくなり、ほとんど電気やガスによる床暖房が多い
そうです。
その為か、新しい住宅はどんどん高層化しているようです。
木材は針葉樹が内装に使われており、腰板や天井材に生地
仕上げでよく使用されていますが、床は床暖房の関係か
石張りやクッションフロアなどのビニル系が多いようです。
中国的なのか韓国の伝統建築的なのか内外装は独特です。
釜山全体が工業港湾都市ということもあり、文化的な香りは
ありませんでしたが、活気溢れる町でした。