2009.09.29
大工による手刻みの上棟
朝は小雨が降る怪しげな天気でしたが、何とか持ちこたえ無事1日目が終わり今日も何とか屋根始末を終えることができました。
怪我もなく、事故もなくほっとしています。
このお宅は職人さんの住まいで、ものすごく木にこだわった方です。
構造は木造で、18センチの大黒柱を中心に昔ながらの工法で木組みしています。
ただ、少し違うのは屋根の組み方です。
どちらかといえば、蔵の組み方に近い軸組みです。
登り木に55mm×180mmという大きな材を50センチピッチに配置してリビングの空間をすっきり見せるようにしています。
やはり大工さんの手刻みによる木構造は大きな空間を確保したり、風通しのよい大きな開口を確保したり出来るのがメリットです。