2009.03.12
国産材料と外材
観田創建では雲杉 くもすぎ 中国名(ウンサン)を使用します。
中国産の木材ですが、木目が柾目できれいで狂いが少ないことが理由です。
下の写真はお風呂の入口の枠は水が当たっても腐りに強いイエローシダー(米ヒバ)カナダ産の造作材です。
もちろん国産材にこだわり、杉やひば、ヒノキ、国産のタモは良いのですが価格が非常に高いこと、よい材料がそろわないなど難しいのが現状です。
今日の新聞で政策研究団体「日本プロジェクト産業協議会」林道整備、木材流通の効率化に投資すれば雇用の創出と木材自給率を20%を50%ほどに上げることが可能であるという提言がされたそうです。
国産材を使いたくても使えない現状で、素晴らしい提言だと思います。
特に地域柄、金沢では外材の割合は9割を超すと思います。
?観田創建でも7割は外材です。
現状では外材を含めてお客様にとって良い材料を提供するように心がけていますが、環境的な観点からも少しでも杉、ヒノキ、地松など国産材を使用できるように工夫していきたいと思います。