こんにちは、設計の奥村です。
これまでも何度かご紹介させていただいた、某こども園がが間もなく完成します。 内部の仕上げ工事と外構工事で現場の方は、慌ただしくなっています。 完成した際には、全貌を紹介できると思いますが今回も、途中経過をお伝えしていきます。
左下側の写真は遊戯室です。 備え付けの舞台もあり、入園・卒園発表会等いろいろな場面で利用できる場所です。 5m以上ある高い天井と、木の柱・梁がこの遊戯室の見せ場になっています。
右上側の写真は、玄関ホールから3・4・5歳児保育室、その奥に遊戯室へとつづく廊下です。 構造用の化粧梁が等間隔に並び、奥へ奥へと引き込まれるような感覚です。
左側写真は、多目的に利用できるデッキ。 床のデッキは子供たちが危なくないよう、樹脂製のものを採用し、廊下からの出入りのサッシはアルミと木の複合サッシを使用しています。柱を中心に4mづつ開放できるサッシになっているので、室内部と外部が一体として利用でき、子供たちが雨の時でも遊べる空間になっています。
建物自体は、12月中には完成予定です。 先生たちをはじめ、子供たちも新しいこども園を楽しみにしていることでしょう。 子供たちがのびのびと遊び、学べる場を提案できたこととてもうれしく思います。