2016年12月25日 クリスマスにお引渡しさせていただいたS様邸
敷居に割れが出てしまい、無償交換のメンテナンスです。
ラインでご連絡いただき、翌日訪問し、材料発注完了です。
杉の無垢フローリングにリボスカラーの床があまりにも美しく、お願いして写真を撮らせていただきました。
年に2~3回ワックスをかけていただいているそうです。
思っていたほど、お手入れも簡単だとのことでした。
大谷石の壁も風合いが落ち着いた色になってきました。
無垢の杉のフローリングとのコントラストもとっても美しいです。
私も年を取るほどに内面が磨かれていくようになりたいです(笑
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自然素材で低炭素住宅 Ua値0.53
自然素材だけにこだわった内装は、皆さん空気感がちがうといいます。
私も森林浴に近い空気感があります。
特に壁にスイス漆喰を左官して、天井もスイス漆喰か無垢の杉板
2階は越前和紙のクロスです。
心身共の健康と快適性を重視しています。
写真では残念ながらその空気感がお伝え出来ないことが残念です。
2階は主寝室とは別に旦那様の書斎部屋をつくりました。
オンラインでの仕事が多くなってきたそうで、書斎もオープン型から独立部屋のご要望が大変多くなってきました。
天井からは懸垂バーを設置しております。
梁をしっかり補強して、取付okです。
床は1階が栗のフローリング
硬くて傷がつきにくいですが、堅気の中でも温かみがあるフローリングが特徴です。
下の2枚の写真は2階ですので、定番のナラのフローリングです。
とっても硬くて、椅子などでも傷つきにくく、大量に在庫を用意しておりますので、リーズナブルにお渡しできます。
塗料はドイツのオスモカラーさんです。
EasyhouseR212S 認定低炭素住宅完成いたしました㊗
自然素材で高性能な住まいが完成しました。
改正省エネ基準よりも、一次エネルギー消費量をさらに10%削減した認定低炭素住宅です。
UA値は0.53W/(m2・K))
はこのクラスで特別ではありませんが、これを耐久のが非常に高い自然素材住宅で実現しているところが自慢です。
UA 値の性能を高めることは簡単ですし、リーズナブルな素材もたくさんあります。
しかし、耐久性が高く30年以上性能劣化が少なく、性能を維持するのかとっても難しいスキルです。
それを実現した自慢の住まいです。
床は栗の無垢材
塗装はリボスカラーとオスモカラー
1階の壁はヨーロッパの漆喰壁
2階の壁は越前和紙
天井は杉の無垢羽目板
自然素材で包まれた住まいは空気が澄んで森林浴しているような空間という言葉がぴったりです。
畳コーナーです。
ここにダイニングテーブルが加わる予定です。
統括デザイン1級建築士 観田康宏
設計担当 1級建築士 幸野宏
構造・現場担当 阿澄一成
3DCAD図面2級建築士 田村美季
工事場所/石川県 金沢市
■構造/木造2階建
■面積/132.2㎡
■竣工/令和2年12月
経年変化 経年美
新築から1年半
杉の天井板がとっても良い色に日焼けしました。
重厚感がでました。
わずか1年半でこのような経年美が楽しめるのは、天井面に柿渋を塗布しています。
柿渋は塗った当初は水のようにわからないのですが、数年で自然な色合いに変色してくれるのです。
防水防腐効果もあり、和傘によく使われています。
住むほどに味わい深くなる住まい!!
素敵です。
新築して早18年!
小さかったお子様も大人になっていてびっくりです。
下のお子様がテレ授業で、オープンの子ども部屋を仕切ってほしいとのことです。
また、バルコニーのウッドデッキも
壁クロスはせっかくなのでアクセントカラーで少しさわやかにさせていただきました。
それにしても、カバ桜の無垢のフローリングはいい感じです。
無垢っていいですね(^^♪
18年もたつと、合板のフローリングやプリントのフローリングはメンテナンスに困りますが、無垢のフローリングは建てた時より輝きを増しています。
やっぱり無垢の木はいいですね。
しかも、さらっと快適(^^♪