研修旅行記1 重要文化財「聴竹居」

170929 聴竹居本本との出会いは、15年前でしたでしょうか。
永く快適な住まいには自然との共生以外にはないことに気づき、様々な住まいを研究していた時でした。
そのようなときに昭和3年 約90年前にたてられた住まい 自然との共生にこだわった実験住宅があることをこの本で知りました。
まさに、私が目指していた住まいの理想の形がありました。
これまでも、寸法の入った図面をどれだけ参考にさせていただいたかわかりません。
(竹中工務店設計部編 「彰国社」)
今でも私の理想の住まいです。

先日、研修旅行で念願だった見学に社員さん170929 聴竹居みんなみんなと一緒に、「住むラボ」研究で勉強さ170929 聴竹居外観せていただきました。

京都大学の藤井厚二先生が自宅を実験住宅として、5件目の集大成だそうです。
外観は軒が深く、日差しを遮り、軒下で増やされた空気が、家の中に取り入れる工夫に
なっています。
また、屋根の勾配を緩くして、周辺の環境をできるだけ壊さない工夫がされています。
しかし、見えない部分は屋根を2段にして、屋根裏の空気を利用して、換気や通風を考えられています。まさに自然科学を最大限利用しています。
壁は漆喰だそうで、この地の自然の土と同色になっています。

170929 聴竹居リビング②リビングから畳コーナーを見た写真です。
170929 聴竹居リビング松のフローリングにすでに畳コーナーがあり、お茶の間につながっています。
壁と天井は和紙貼りになっております。
収納される神棚
マッキントッシュ風の時計
畳コーナーには仏壇があります。
畳コーナーの下は風洞になっており、この土地の風通りを計算して、家の中に涼しい風が入るようになっています。

リビングには以前はソファーが配されており、ご家族のだんらんの場所になっていたようです。
天井は直接光が入らないので、和紙の明るい色を使っており、それにより、空間が明るくなる効果と部屋の高さが協調されています。

天井にデザインされた照明は、大きさを微妙に変えて、遠近感で空間の広がりを見せています。
170929 聴竹居テラスリビング南側にはテラスがあり、鴨川が一望できます。
テラスには柱が1本もなく、てこの原理で屋根を支えています。すごい技術で、伊勢神宮の名工が造ったそうです。

ガラスはドイツからの輸入ガラスです。
透明度がとても高く、ただ、大きさに制限があり、このデザインになっています。
床の下窓は風が抜けて、軒が深く何時間でもたたずむことができます。

170929 聴竹居ダイニング

ダイニングは東側で朝日が燦々と入り、家族が団らんする姿が思い浮かびます。

 家具も照明もすべてデザインされています。

照明の横から漏れる電気が箔張りの天井を薄らと照らし、とてもきれいだったとのことです。
手前には小窓があり、キッチンからの料理がカウンター越しに配膳できるように工夫されています。


170929 聴竹居キッチンキッチンやお風呂、水廻りは白を基調に清潔にまとめられていて、生ごみのダストボックスやコンプレッサーむき出しの冷蔵庫まであり、当時としては最新式の画期的なキッチンです。
収納もたくさんあります。
170929 聴竹居子供部屋2人のお嬢様の子ども部屋は造作でつくられており、障子をあけると南側の景色がテラス越しに広がります。
170929 聴竹居客室玄関横の客間は椅子の和室で、床の間も椅子170929 聴竹居ストーブ用に少し高さを上げています。
床の間の上にある照明もお部屋と床の間を照らし、革新的な照明になっています。




藤井先生がつくった電気ストーブです。
上にお湯を沸かせるようになっており、その蒸気で部屋の乾燥を防ぐ役割をもっています

無垢のキッチン、無垢の洗面

170909 藤堂的キッチン

170909 藤堂邸キッチン
ウッドワンさんの無垢のキッチンと洗面です。

キッチンはパインのキッチンで、そのキッチンに合わせて、カウンターやテーブルを造作しました。

シンクの下がオープンスペースになり、ゴミ箱などを置けることも好評です。

170909 藤堂邸洗面
洗面はタモの無垢材です。
それに合わせて、カウンターなどを造作して使い勝手良い空間にしています

Staff
統括      1級建築士 観田康宏
設計デザイン  1級建築士 奥村公江
構造・積算担当 2級建築士 紙丸司
現場担当    山本真平
許認可申請   2級建築士 田村美季
3DCAD 図面 2級建築士  田村美季

セルフビルド

170825 藤堂邸リビング

170824 藤堂邸セルフリビングのテレビの後ろの壁はお客様にヨーロッパの漆喰系塗料でセルフビルドしていただきました。
デッキなども手づくりしたことがあるだけに、とても上手でびっくりです。

楽しいひと時と少しだけですが、一緒に住まいづくりができることが幸せです。


170825 藤堂邸セルフビルドまた一つ、大切な思い出が出来ました

家と家具

170707 ソファー内部最近はお客様から土地や資金調達、法律等々だけでなく、家具もデザインや使い勝手、使い心地なども、アドバイスさせていただく機会が多くなりました。

もともとは好きでいろんなものを試していたことが役に立っています。

住まいづくりも何度も重ねた対話の中で、お客様の住まい方やお好みを少し理解していることで、お役にたてるのではないかと思っています。

今回はグラビータさんとファウルさんにお客様と同行です。


170707 家具足ソファーや椅子選びはとても難しいです。

どのようにお使いになられるかでお勧めするものも大きく違ってきます。

価格も大きく違い、しかも合う合わないもありますね。

170707 家具ソファー

170707 椅子

和モダン 西都の家その2

170510 岩腰邸2階洗面2階の手洗い件洗面です。
1階の実用性重視の洗面台から、モザイクをつかいナチュラル感をデザインして、奥様の好きなものにしつらえました。

実用性とはっきり区別して、とてもしっかりした奥様です。

170510 岩腰邸UTキッチンからユーティリティ、そして脱衣場です。
使い勝手と実用性にこだわっています。
170510 岩腰邸ダイニングならの無垢材のテーブルも製作させていただきました。

なかなか、リーズナブルだとちょっと自慢です。
170510 岩腰邸テーブル 170510 岩腰邸トイレ