街中の住まい

 171020 富樫邸LDK3













171020 富樫邸LDK1野町のお住まいが完成しました!
金沢市中心部の国道沿いのお住まいです。
街中のお住まいなので、1階が駐車場
2階が生活の中心になります。
キッチンハウスさんの台所がLDKのセンターに来ています。

採光や通風が設計の課題点でしたが、明171020 富樫邸LDK2るくとても涼しいLDKになりました。お部屋の広さより広がりが感じられる空間を目指しました。






171020 富樫邸デッキ





2階のLDKなので、屋根つきのデッキで程よい光と涼しい風を呼び込み、お部屋の居住性をよくする工夫をしています。

床はあえて、ウエスタンレッドシダーの無垢のデッキです。35mmの厚みですので通常より1.5倍ほどの厚みがあります。
方角は南側なので、夏の強い日差しの照り返しがやさしくなるように無垢にこだわりました。

171020 富樫邸寝室  
寝室です。
造り付けの洋服箪笥と化粧コーナーです。奥にはウォークインクローゼットです。
Staff
統括      1級建築士 観田康宏
設計デザイン  1級建築士 幸野宏
構造・積算担当 2級建築士 紙丸司
現場担当    山本真平
許認可申請   2級建築士 田村美季
3DCAD 図面 2級建築士 田村美季

研修旅行記1 重要文化財「聴竹居」

170929 聴竹居本本との出会いは、15年前でしたでしょうか。
永く快適な住まいには自然との共生以外にはないことに気づき、様々な住まいを研究していた時でした。
そのようなときに昭和3年 約90年前にたてられた住まい 自然との共生にこだわった実験住宅があることをこの本で知りました。
まさに、私が目指していた住まいの理想の形がありました。
これまでも、寸法の入った図面をどれだけ参考にさせていただいたかわかりません。
(竹中工務店設計部編 「彰国社」)
今でも私の理想の住まいです。

先日、研修旅行で念願だった見学に社員さん170929 聴竹居みんなみんなと一緒に、「住むラボ」研究で勉強さ170929 聴竹居外観せていただきました。

京都大学の藤井厚二先生が自宅を実験住宅として、5件目の集大成だそうです。
外観は軒が深く、日差しを遮り、軒下で増やされた空気が、家の中に取り入れる工夫に
なっています。
また、屋根の勾配を緩くして、周辺の環境をできるだけ壊さない工夫がされています。
しかし、見えない部分は屋根を2段にして、屋根裏の空気を利用して、換気や通風を考えられています。まさに自然科学を最大限利用しています。
壁は漆喰だそうで、この地の自然の土と同色になっています。

170929 聴竹居リビング②リビングから畳コーナーを見た写真です。
170929 聴竹居リビング松のフローリングにすでに畳コーナーがあり、お茶の間につながっています。
壁と天井は和紙貼りになっております。
収納される神棚
マッキントッシュ風の時計
畳コーナーには仏壇があります。
畳コーナーの下は風洞になっており、この土地の風通りを計算して、家の中に涼しい風が入るようになっています。

リビングには以前はソファーが配されており、ご家族のだんらんの場所になっていたようです。
天井は直接光が入らないので、和紙の明るい色を使っており、それにより、空間が明るくなる効果と部屋の高さが協調されています。

天井にデザインされた照明は、大きさを微妙に変えて、遠近感で空間の広がりを見せています。
170929 聴竹居テラスリビング南側にはテラスがあり、鴨川が一望できます。
テラスには柱が1本もなく、てこの原理で屋根を支えています。すごい技術で、伊勢神宮の名工が造ったそうです。

ガラスはドイツからの輸入ガラスです。
透明度がとても高く、ただ、大きさに制限があり、このデザインになっています。
床の下窓は風が抜けて、軒が深く何時間でもたたずむことができます。

170929 聴竹居ダイニング

ダイニングは東側で朝日が燦々と入り、家族が団らんする姿が思い浮かびます。

 家具も照明もすべてデザインされています。

照明の横から漏れる電気が箔張りの天井を薄らと照らし、とてもきれいだったとのことです。
手前には小窓があり、キッチンからの料理がカウンター越しに配膳できるように工夫されています。


170929 聴竹居キッチンキッチンやお風呂、水廻りは白を基調に清潔にまとめられていて、生ごみのダストボックスやコンプレッサーむき出しの冷蔵庫まであり、当時としては最新式の画期的なキッチンです。
収納もたくさんあります。
170929 聴竹居子供部屋2人のお嬢様の子ども部屋は造作でつくられており、障子をあけると南側の景色がテラス越しに広がります。
170929 聴竹居客室玄関横の客間は椅子の和室で、床の間も椅子170929 聴竹居ストーブ用に少し高さを上げています。
床の間の上にある照明もお部屋と床の間を照らし、革新的な照明になっています。




藤井先生がつくった電気ストーブです。
上にお湯を沸かせるようになっており、その蒸気で部屋の乾燥を防ぐ役割をもっています

天ぷら かようさん 祝開店!

170706 火用内部
170706 かよう外観寺町で民家再生させていたき、金沢町家に認定いただいた「天ぷら かよう」さんが本日オープンします。

おめでとうございます。

先日、プレオープンにご招待していただきました。
天ぷらはもちろん期待以上ですし、お酒もとてもセンスがよいものが、そろっていました。

何よりも、おかみさんの気配りもとても心地よかったです。

かようさまが皆様に愛され、建物もさらに味がましていくことを楽しみにしています。

170706 かよう内部②

170706 かよう玄関

和モダンⅡ 西都の家

170504 岩腰邸外観2 170504 岩腰邸玄関
南向きの玄関ですが、あえて直射日光ではなく、格子越しの光を感じていただくことで、季節感や玄関に上品さを演出しています。

シンボルツリーはイロハモミジです。
同じくコンセプトの季節を感じる住まいです。

170504  岩腰邸玄関玄関はシンプルで大谷石でおもてなしです。
家族玄関は車庫から入ります。
趣味の自転車もそちらに収納してもらいます。
170504 岩腰邸リビング②リビングダイニングキッチンは一体感を大切にしています。

家族が自然と集まり、
ひかり
かぜ
季節感
居場所
プライバシー
安全
一体感
居心地
すべてが良い感じになりました。

170504 岩腰邸りびんぐ小さいお子様とお昼寝コーナーは和室です。
もちろん、ご両親にも泊まっていただけるようになっています。
大きな引き戸で壁になります。
170504 岩腰邸書斎
たくさんの本が収納できる書斎です。
正面の壁紙はデニム生地です。

主人の間もシックでいい感じです。

古民家再生プロジェクトが完成!

170408 野町外観  

170331 野町お店金沢市の旧市街地にある古民家再生プロジェクトが完成しました。
築100年ほどの町家を建築当時に復元するプロジェクトです。
そのためにデザインは格子の太さや間隔まで建築当時の資料を元に修復していきます。
柱や土台は腐り、家はひし形に大きく傾いている中での工事はまさに知恵と技術の結集です。

内部は復元ではなくて、天ぷら料理のお店になります。
内部のデザインは外部のオオソドックスなデザインを継承して、素材にこだわったシンプルな内装にデザインしました。

無垢のカウンターがさりげない存在感を醸し出していま170408 野町店舗す。
2階も泥壁も天井も崩壊寸前でしたが、素敵な空間になりました。

明るいお店がコンセプトだったので、素材に妥協せずにつくりこんでいます。

また、使えるものはできるだけ、利用しましたが、耐震補強に苦労しました。
170331 野町2階

お店のオープンはまだ未定ですが、また、お知らせしますので、是非お越しください。
170331 野町既設

再生前の写真です。
170331 野町既設2